140 120 60 100 80 40 20 0
第36期 第37期 第38期 第39期 第40期 (予想) 売上高■
単位:億円
当連結会計年度における我が国経済は、有効求人倍率の高水 準や完全失業率の低水準が継続するなど雇用情勢は着実に改善 し、実質総雇用者所得は緩やかに増加するなど個人消費は持ち 直し、生産や設備投資の緩やかな増加、企業収益の改善が続く とともに、企業の業況判断が全規模全産業で改善するなど、全 体として緩やかな回復が続きました。
一方世界経済は、中国では生産や消費は伸びが概ね横ばいと なり、固定資産投資は伸びがやや低下したものの、各種政策効 果もあり景気は持ち直しの動きが続き、米国では生産は持ち直 し、個人消費や設備投資の増加、雇用・所得環境の改善が続く など景気は着実に回復が続き、欧州では生産は持ち直し、機械 設備投資は緩やかに増加し、失業率に低下傾向がみられるなど 景気は緩やかに回復し、全体として緩やかに回復いたしました。
このような状況下、当社グループは国内外の設備投資動向に 沿った製品や多様化するお客さまのニーズに対応した製品を提供 すべく、積極的な営業活動を展開するとともに更なる技術開発、 新製品開発のスピードアップと短納期化及び徹底したコストダウ ンに努め、顧客満足度の向上を推進してまいりました。
代表的なものといたしまして、巻線機事業におきましては、ハ イブリッドカーや電気自動車の駆動モーター用設備として生産性 を向上させたコイル製作機や、省エネタイプのエアコン・冷蔵庫 用コンプレッサモーターの多機種対応全自動巻線ラインシステム を開発、製品化いたしました。また、送風機・住設関連事業にお きましては、耐油仕様ラジアルファン、DCモーター使用の換気 装置、LED素子使用の浴室用ライン照明など、品質向上や省エ ネ化等を意図した新製品を開発いたしました。
また、販売面においては、平成29年5月にドイツ駐在員事務 所を開設し、巻線機事業における欧州市場の販売促進と迅速な アフターサービスの支援を強化いたしました。
これらの結果、当連結会計年度における当社グループの営業成 績といたしましては、連結売上高は12,823百万円(前年同期比 17.7%増)となりました。また、利益面につきましては、生産効 率の向上等にグループをあげて積極的に取り組んだことにより原 価低減が図られ、営業利益は1,280百万円(前年同期比40.0%
18 21 12 15 6 9 3 △3 0
経常利益■/ 親会社株主に帰属する当期純利益■/ 売上高経常利益率●
単位:億円 単位:%
18 21 12 15 6 9 3 0
第36期 第37期 第40期 (予想) 第39期
第38期
株主の皆さまへ
株主の皆さまにおかれましては、平素は当社 グループの事業に対して、格別のご高配を賜り、 厚く御礼申しあげます。
当社グループの第39期(平成29年度)営業の 概況ならびに決算のご報告を申しあげます。
今後とも、事業の一層の発展に向けて全力を 尽くしてまいる所存ですので、変わらぬご支援・ ご鞭撻を賜りますよう心からお願い申しあげます。
平成30年3月
代表取締役社長 宮脇伸郎1
このような状況下、巻線機事業では、安全・燃費向上・排ガス 規制・自動運転等のための更なる電動化や、近い将来の世界的 なハイブリッドカーや電気自動車の増加等、自動車業界の分野 に大きな需要が期待されております。また、送風機・住設関連事 業では、新型インナーファンや全館空調システムを戦略商品とし て拡販を目指すとともに、新型LED素子式照明と新型ライン照 明の開発を進めてまいります。また、グループ全体としてのシナ ジー効果を更に発揮していくとともに、人材配置や投資の見直 し並びに技術開発を積極的に進めることで、営業体制の増強と ともに新製品開発力の向上及び製造コストの更なる低下に努め、 業績向上にグループ総力をあげて取り組んでまいります。
当社グループはこうした見通しを踏まえ、お客さまのニーズに 応えた新技術の開発及び新製品を提供すべく、社是である「開拓 の精神で顧客に奉仕する」を常に念頭に置き、徹底した品質向 上とコストダウン、短納期化に対処することで顧客満足度を向上 させるとともに、常に新しい市場を開拓していくことにより当社 グループの優位性を更に高める経営に邁進してまいります。
このような取り組みにより、通期の業績見通しは次のとおり見 込んでおります。なお、次期の当社の配当金は、1株当たり普通 配当15円を予定しております。
増)、経常利益は1,326百万円(前年同期比35.0%増)、投資有 価証券売却益1,584百万円を特別利益に計上したこと等により、 親会社株主に帰属する当期純利益は2,178百万円(前年同期比 182.5%増)となりました。
当連結会計年度のセグメントの業績を示すと、次のとおりであ ります。
①巻線機事業
巻線機事業に関しては、自動車、家電製品向け設備や改 造・治具等が好調に推移した上に、お客さまの納期前倒し 要請により翌期に予定しておりました案件を当期に売り上げ たこと等により、売上高は8,335百万円(前年同期比23.9% 増)、原価率の低減が図れたことなどにより、セグメント利 益は1,475百万円(前年同期比49.5%増)となりました。 ②送風機・住設関連事業
送風機事業に関しては、鉄道車両用送風機の本格量産が売 り上げに寄与したほか、ラジアルファンの増産及び新規採 用、軸流ファンの新機種が半導体関連向けに採用されたこ ともあり好調に推移し、住設関連事業に関しても、照明器 具のLED化や換気事業が堅調に推移したこと等により、売 上高は4,487百万円(前年同期比14.5%増)、セグメント利 益は135百万円(前年同期は30百万円のセグメント損失)と なりました。
次連結会計年度の見通し
今後の見通しにつきましては、我が国経済は雇用・所得環境 の改善が続くなかで、各種政策の効果もあり、企業収益の改善 や成長分野への対応等を背景とした設備投資の増加、海外景気 の緩やかな回復等を背景とした生産の緩やかな増加など、全体 として緩やかに回復していくことが期待されております。また、 世界経済においては、米国における今後の政策動向、中国の不 動産価格や過剰債務問題を含む金融市場の動向等による景気の 下振れリスク、欧州の地政学的リスクの影響や政策に関する不確 実性の影響などに留意する必要があるものの、全体として緩や かな回復が続くことが期待されております。
180 140 160 120 100 60 80 40 20 0
第36期 第37期 第38期 第39期 純資産■/ 総資産■
単位:億円
400 200 240 280 320 360 160 120 80 △40 40 0
第37期
第36期 第38期 第39期 第40期 (予想) 1 株当たり当期純利益■
単位:円
第40期(平成30年度)連結予想
売上高 13,000百万円 (前年同期比 1.4%増) 営業利益 1,000百万円 (前年同期比 21.9%減) 経常利益 1,030百万円 (前年同期比 22.4%減) 親会社株主
に帰属する
当期純利益 700百万円 (前年同期比 67.9%減) ※ 次連結会計年度の見通しは、現時点で得られた情報に基づいて算定しております。従って、実際の
連結貸借対照表
前連結会計年度
平成28年12月31日現在 平成29年12月31日現在当連結会計年度 増減額 資産の部
流動資産 9,484,988 12,241,709 2,756,720
固定資産 3,928,129 3,954,415 26,286
資産合計 13,413,118 16,196,125 2,783,006
負債の部
流動負債 3,605,670 4,231,110 625,439
固定負債 461,272 459,820 △1,451
負債合計 4,066,942 4,690,930 623,987
純資産の部
株主資本 9,488,753 11,490,418 2,001,664 その他の包括利益累計額 △142,577 14,776 157,354 純資産合計 9,346,175 11,505,194 2,159,018 負債純資産合計 13,413,118 16,196,125 2,783,006 (単位:千円)
■ 会社の概要 ■ 取締役・監査役 (平成30年3月29日現在)
商 号 株式会社小田原エンジニアリング
本 社 所 在 地 神奈川県足柄上郡松田町松田惣領1577番地 資 本 金 12億5,081万円
設 立 昭和54年10月15日
従 業 員 数 171名
取 締 役 会 長
津 川 高 行
代 表 取 締 役 社 長
宮 脇 伸 郎
専 務 取 締 役
保 科 雅 彦
常 務 取 締 役
湯 山 信 介
取 締 役
平 野 雅 敏
取 締 役田 尾 啓 一
常 勤 監 査 役
山 上 大 介
監 査 役
石 原 修
監 査 役津 川 晃 弘
監 査 役田 中 耕一郎
連結財務諸表(要約)
株式の状況及び会社の概要
(平成29年12月31日現在)3
資産の部
現金及び預金が1,952百万円、受取手形及び売 掛金が961百万円、商品及び製品が605百万円、 それぞれ増加し、電子記録債権が214百万円、 仕掛品が669百万円それぞれ減少いたしました。 この結果、資産合計は、前連結会計年度末に比 べて20.7%増加し、16,196百万円となりました。
負債の部
未払法人税等が669百万円、前受金が429百万 円それぞれ増加し、支払手形及び買掛金が469 百万円減少いたしました。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比 べ15.3%増加し、4,690百万円となりました。
純資産の部
連結損益計算書
(単位:千円) 前連結会計年度 当連結会計年度増減額 自平成28年1 月1 日
至平成28年12月31日 自平成29年1 月1 日至平成29年12月31日
売上高 10,894,919 12,823,126 1,928,207
売上原価 8,122,400 9,113,766 991,365
売上総利益 2,772,518 3,709,360 936,841
販売費及び一般管理費 1,858,137 2,429,259 571,121
営業利益 914,381 1,280,101 365,720
営業外収益合計 137,550 51,462 △86,087
営業外費用合計 68,767 4,602 △64,164
経常利益 983,164 1,326,961 343,796
特別利益合計 114,970 1,651,379 1,536,409
特別損失合計 29,891 265 △29,625
税金等調整前当期純利益 1,068,242 2,978,074 1,909,832
法人税、住民税及び事業税 244,113 890,605 646,491
法人税等調整額 △3,928 △90,619 △86,690
非支配株主に帰属する当期純利益 56,959 - △56,959
親会社株主に帰属する当期純利益 771,097 2,178,088 1,406,990
■ 大株主
■ 株式の状況
株 主 名 持株数 持株比率
津川高行 1,664,164株 28.46%
公益財団法人津川モーター研究財団 400,000株 6.84%
株式会社横浜銀行 280,800株 4.80%
津川晃弘 220,400株 3.77%
西村正明 216,772株 3.71%
津川善夫 177,980株 3.04%
小田原エンジニアリング従業員持株会 127,019株 2.17% 株式会社オアサムヒーロー 60,192株 1.03%
有限会社ジュニー 60,192株 1.03%
有限会社ティーケーモッズ 60,192株 1.03%
(注)1.当社は自己株式545,212株を保有しておりますが、上記大株主から除いております。 2.持株比率は、自己株式545,212株を控除して計算しております。
発行可能株式総数 15,757,600株
発行済株式の総数 (うち、自己株式545,212株)6,392,736株
単元株式数 100株
株主数 3,400名
経常利益
生産効率の向上等にグループをあげて積極的に 取り組んだ結果、原価率の低減が図られたこと などにより経常利益は1,326百万円(前年同期 比35.0%増)となりました。
親会社株主に帰属する当期純利益
投資有価証券売却益1,584百万円を特別利益に 計上したこと等により、親会社株主に帰属する 当期純利益は2,178百万円(前年同期比182.5 %増)となり、1株当たり当期純利益は372円 46銭となりました。
売上高
株 主 メ モ
事 業 年 度 1月1日~12月31日 期 末 配 当 金 受 領 株 主 確 定 日 12月31日
中 間 配 当 金 受 領 株 主 確 定 日 中間配当を実施する時の株主確定日は6月30日 定 時 株 主 総 会 毎年3月
株 主 名 簿 管 理 人
特 別 口 座 の 口 座 管 理 機 関 三菱UFJ信託銀行株式会社
同 連 絡 先 (※)三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部 東京都府中市日鋼町1-1
郵送先 〒137-8081 新東京郵便局私書箱第29号 電話 0120-232-711(通話料無料)
上 場 証 券 取 引 所 東京証券取引所 JASDAQ(スタンダード)
公 告 方 法 電子公告とする。ただし、事故その他のやむを得ない事由によって電子公告 による公告をすることができない場合は、日本経済新聞に掲載して行う。 公告掲載URL http://www.odawara-eng.co.jp
(※)株主名簿管理人及び特別口座の口座管理機関の事務拠点の移転に伴い、平成29年8月14日付にて上記の とおり変更しております。